「ごキゲンいかが?」

先日、語学学校(と言っても市民講座です)で、
CDの会話を聞きながら、この会話相手のご機嫌は?
というのがあった。

freundlich=親切な、友好的な、という意味と
unfreundlich=非友好的な、のどっちでしょう?と。
(英語のfriendlyって事だな、と今、気付いた。)

そしたら、CDを聞く前に、ブラジル人の女生徒が言った。
「ドイツ人は、みんなunfreundlichだ」と。
何やらまくしたてながら、日頃のウップンを先生にぶつける。

あらら、僕と同じ印象なんだなぁー。ブラジルの彼女も。

で、ついで、カナダ人の女生徒も。
「そうよ、unfreundlichよ」と、まくしたてる。

先生は少し、ムッとしながらも、
「Entschuldigung〜!(すみません!英語のExcuse me)」

そして、ポーランド女性は
「私の国もそうよ。どこの国でもそうよ。」と
先生をフォローする。

たしかに日本もそうかもしれないなぁ。

それぞれ、けして生き易いとはいえないドイツで
何らかの理由があって暮らしているんだなぁー。
ストレスもあるんだろうなぁー。仲間だなぁー。
と改めて異国人同士、気持ちの判る一瞬でした。

ちなみに、あなたはドコに今行きたいですか?という問い。
Wohin moechten sie?というのがあります。
(本来はmoechtenのoeはoの上に¨が付くウムラウト表記。
 oe表記もできる仕組みになっています、ドイツ語は。)

この問いを投げかけられたクラスメイトのほぼ全員が
Ich moechte nach japan.みたいに、みんな母国の名を言います。

なんだか、せつない異国人の心、察して頂けるでしょうか?