「DVD」

を、観た。

とっても大好きな友人に借りている
「パンチ・ドランク・ラブ」は
まだ観ていない。期待しつつも(笑)。

今回観たのは、謎のドイツ人エドガーに借りた
「オーディション」という三池たかし監督の映画と
「リリシュシュ〜」という岩井しゅんじ監督の映画。

「オーディション」は途中(と言っても終盤)で
恐くて恐くてしかたなく、観るのをヤメタ。
僕はとっても怖がりなので、恐い映画は観れないのだ。
(後日、相棒に結末を聞く。笑)

三池監督の映画はいつも神経がすり減る。疲れる。
いやぁーな所を突いてくる。凄い監督だと思う。
大好きだ。
(三池監督で、哀川翔主演で、哀川翔百作目の
「ゼブラーマン」は劇場で観たかったなぁ〜)

んで、「リリシュシュ〜」は、
相棒と二人でムカツイテしまいました。(笑)

もう、思春期をとっくに過ぎてしまったから
胸に響かないのか?
僕らの時代とは、凄く違っているからなのか?

といっても地域で環境は、凄く違いますし、
僕の14歳にもイジメはありましたし。
しかし、まだイジメに対しての危機感は、
無かったかもしれません。

そして、みんな個人でも戦っていました。
気持ちが強かったと思う。イジメられようとも。

僕の通った中学校はビーバップハイスクールという
つっぱり漫画さながらの時代が続いていました。
教室の窓を開けて外を観ると、クサリを持った先輩と
ナイフ(だったか警棒だったか)を持った先輩が
タイマンしていたり、しましたっけね〜。

まぁ、そういう思春期的な問題とは関係なく、
とにかく、ああゆう映画は嫌いだ。

内容はともかく、ひどく嫌いなのは、
演出というか、編集というか、脚色というか。

この映画を観て、あらためて痛感したし、
大嫌いだな〜、と思ったのは、作為が見えてしまう
映画(作品)は良くない。という事だ。

もちろん作為丸見えでも面白いものもあるし、
作為丸見えじゃないと面白くないものもある。

でも、ナチュラルで澄ました顔をして、
作為が見えて、嫌らしい映画(作品)は嫌いだ。
というか、つまらない。

自分の作品作りへの目線として、判ってはいたけど、
無視していた事に、本当に気付けて良かった。
この嫌いな映画のおかげだ。

僕の作品に、目立つ(笑)作為を無くさねば。
もしくは、作為に勝る強度が必要だわね。

にしても、ズルイ映画だった。
最近、ズルイ物が日本に溢れていませんか?

もちろん、ズルクない物で素晴らしい物が
あるのも知ってます。それが、救いですね。

そして、ズルイ意図について、気付けてしまう
自分も不幸に思います。ズルイ事をやってる人の中にも
良かれと思ってやってる人も大勢いますからねぇ。

(にしても、僕はよく怒っているよなぁ〜。笑)